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2024-12-21 / 2023-06-10

これまでの企画展

超細密工芸

2023年6月10日(土)

2023年9月3日(日)

 江戸から明治期の日本においては、金工、漆芸、彫刻といった手工芸の分野が技法的にも芸術的にも頂点に達した時代といわれています。戦のない泰平の江戸時代に大名や町人らが身の回りの調度品や刀装具などに趣向を凝らすようになったことで、多様で豪華な細工を施す職人たちが現れ、技術が発展していったのです。度重なる奢侈禁止令を潜り抜け、写実表現を取り入れた精緻なもの、更には原寸よりずっと小さく作られたミニチュア工芸といったものも制作され、人々の目を楽しませました。

 本展では、当館の所蔵品の中でもひときわ細密で精緻な作品の数々を展覧します。刀装具、印籠、根付やミニチュア作品など、極小の世界に施された超細密な技の数々をどうぞご高覧ください。

 

 

※本展に合わせて、7月の5日(水)・6日(木)・7日(金)・12日 (水) ・13日 (木) ・14日 (金) に限り単眼鏡を無料貸出いたします。(数量限定、先着順での貸し出しとなりますので、ご了承ください。)

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