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2021-09-18 / 2021-10-25

これからの企画展

煙管筒 装いの喫煙具

2021年10月30日(土)

2022年1月23日(日)

日本では16世紀末に喫煙の風習が伝来したと考えられ、江戸時代にはその普及に伴い様々な喫煙具が作られるようになりました。

喫煙具のひとつの煙草入は、煙草の携行用の袋にはじまり、機能性に加えてデザインにも工夫が凝らされ、装いの道具としても人々に愛用されることとなります。また煙管筒(きせるつつ)は、刻み煙草を吸うための煙管を入れる筒で、一般的に煙草入とともに携行されました。煙管筒には漆工・金工のほか牙角彫や木彫、細緻な籐編み、彫嵌など様々な技法が用いられ、種々のモチーフが表されます。それらは、煙草入の前金具や紐の留め具となる緒締や根付との取り合わせも楽しまれ、お洒落で粋な装身具として明治時代に入ってなお豊かに発展しました。

このたびの展示では、煙管筒を中心に、当館が所蔵する幕末・明治の喫煙具をご紹介します。彫刻の石川光明や彫嵌の田中一秋、彫漆の松本豊慶といった名工から無銘の作家による作品まで、多彩な煙管筒をどうぞご満喫ください。

Information on the main pieces