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2004.9.1(wed)〜11.28(sun)

幕末・明治における日本の金工技術は世界の最先端をいっていました。
特に刀の鐔(ツバ)や柄(ツカ)、鞘(サヤ)を装飾する各種の金具は
平和な徳川時代において実用品から美術品へと急速に変化しました。
また、脇差しの帯刀を許された町人、特に豪商達は競って町の金工師達に美しい刀装具を作らせました。
そして明治9年に廃刀令が出された後も純粋な美術品としてそれらは作られ続けました。
今回は海外から里帰りした名品も含めて、芸術的価値の高いものばかりを選んで展示いたします。


風吹牡丹の図鐔
鈴木 美彦
明治36年に東京美術学校を卒業。廃刀令の後に生まれた金工の作でありながら、彼らが刀装具を製作するときには、特別の意欲をもって作ったのではないかと思われるすばらしい出来である。
吉野川図鐔
中村 有宣
絹目のように細かい見事な赤銅魚子地に、金象嵌で流れを表し、吉野の里の山桜が散って波間に漂う様子を彫った金工鐔中の名作である。
牡丹三所 後藤 光保
後藤八郎兵衛家の六代目。文政年間頃活躍した。後藤家では祐乗、宋乗、乗真の時代には笄と目貫の二所物を作り、小柄は作らなかったといわれる。時代が下がるに従ってこのような三所や鐔作られるようになった
鶏合図目貫 松下亭 元次
京都大月派の松下亭元広の門人。闘鶏と、闘鶏奉行とも言われた闘鶏師の図を金で彫っている。闘鶏は古くから宮中で三月三日に行われる年中行事となっていて、元次も実際に観覧して製作したものか、闘鶏師の表情なども豊かである。
草花図縁頭
石黒 政勝
初代政常の門人で坂場政勝とも銘する。刀装具の中で華麗とか豪華絢爛というと石黒派の作品に多いが、この縁頭も華やかな高彫色絵で小さな縁頭ながらも、よく時代の好みを反映している。
南天に鶏図子柄
柳川 直時
柳川直光の弟子であったが、直光に見込まれて娘婿になったほどの上手である。正月元旦をさして鶏日ともいい、敵前に在って敢闘し夜を守ることなどから徳禽とも呼ばれる鶏は、好んで刀装具に使われ、また南天も難を転じるということから縁起のいい図柄である。この子柄は籬の紫のようすや鶏の羽毛など、細密にして力強い彫りである。






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